市民会館で「外之沢優婆尊」の劇発表!

11月16日の小千谷市民会館における「富久寿大学」(小千谷市高齢者学級)の「クラブ作品展・発表会」「ステージ発表会」において、学習発表会(10/23)で行った「創ろう 岩沢新伝説!〜私たちの外之沢・優婆尊物語〜」を再度上演させていただきました。
 市民会館のステージを想定して事前に3回練習しましたが、現地練習なしで、いきなり市民会館の大舞台に上がった子どもたちでしたが、「お客さんがたくさんだからドキドキする」「学習発表会で間違えたところを今度は上手に演技したい」「岩沢のよいところを小千谷市民に知ってもらいたい」などと張り切って演じました。
 「学習発表会よりもさらに堂々としていてとても素晴らしかった」「劇を見てとても勉強になりった」などという感想を多くの方々からいただきました。

入口で迎えてくださったYさん! 衣装の準備中!
ステージ裏の通路の確認 いつでも準備OKだよ!
棚田がよく見えるねー!  ぼくたちが採った拓本を紹介します!
これは“優婆尊”というんだよ! 優婆尊のことなら私に何でも聞いてね!
外之沢の吉蔵寺の住職になっていただけませんか 曇英恵応、お前は新しい吉蔵寺の住職になれ!
自然がいっぱいの懐かしい外之沢に戻りたい! 船頭さん、新光寺まで連れてっておくれ!
優婆尊が外之沢に戻ってきたぞ!  お堂を建ててお参りしよう!
不動寺で論語を勉強しています! 近寄るとこの優婆尊を投げるぞ!
優婆尊がバラバラになってしまった!  ごめんなさい、もう決して優婆尊で遊びません!

素敵なプレゼントをいただきました!

リクエストに応えて第一場面を再演中!
お菓子や飲み物をおなかいっぱいいただきました! 素晴らしい作品を鑑賞しました!

   <第一場面>

         外之沢の石碑群へ行った3年生(平成22年)

     石碑群で拓本を採った3年生は、眼下の棚田のはずれに小さなお堂を見つけました。行ってみるとその中には優婆尊があり、偶然に山田さんに会いました。

※ 3年生が外之沢の石碑群で採った実際の拓本をお見せしました

  (子ども4、山田さん、ナレーター)

     <第二場面>

         曇英恵応和尚と優婆尊(約500年前)

     曇英恵応が上州の子持村から優婆尊を外之沢に連れてきました。長尾能景の命令で桜町の吉蔵寺に一緒に連れていきましたが、外之沢に戻ってしまいました。

※ 500年前の戦国時代の話を3年生が想像を大きく膨らませて演技しました。  

      (村人2、曇英恵応、長尾能景&船頭、優婆尊、ナレーター)

   <第三場面>

         生まれ変わった優婆尊(約200〜300年前)

     優婆尊は、弥三郎婆さんとも言われ、悪い子どもをさらって食べていました。しかし、自分の子どもが死ぬと子どもたちを守る神様に変わりました。

※ 日々暗唱数を増やしている百人一首、中国語による論語をお聞かせしました。

 (優婆尊、子ども3、曇英恵応、ナレーター)

     <第四場面>

         新優婆尊の誕生(約100年前)

     子どもたちが遊んでいて元祖優婆尊をこわしてしまったので、外之沢の住民は新しい優婆尊を作り、三興地区(外之沢・小土山・田代)の安泰を祈りました。

※ 最後の場面で3年生からのメッセージをお伝えしました。

       (子ども3、村人2、ナレーター)