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地震による火災を防ぐため「感震ブレーカー」を設置しましょう
地震の揺れが収まった直後、あるいは避難した後に発生する「電気火災」。
電気火災は、倒れた家具の下敷きになった電気コードや、揺れで散乱した物が電気器具に接触・通電することなどで発生します。一度起きてしまうと、大規模な延焼につながる危険性があります。
大切な命と財産を守るため、地震火災を防ぐ有効な手段である「感震ブレーカー」を設置しましょう。
1. 地震火災について
地震火災は、地震の揺れによる建物や設備の破損などによって発生する火災の総称です。その多くは電気を原因としており、地震直後だけでなく、停電からの復旧時(通電時)など、時間が経過してから発生するケースもあります。こうした電気火災を防ぐ有効な対策として、「感震ブレーカー」の設置が挙げられます。
小千谷管内では令和7年に12件の火災が発生し、そのうち2件が電気火災となっています。日頃から電気に起因する火災への警戒が必要です。

過去の大規模地震時における火災の発生状況 [その他のファイル/109KB]
2. なぜ「感震ブレーカー」が必要なのか?(電気火災のメカニズム)
地震発生時、避難のために慌てて家を飛び出した際や、停電が復旧して通電が再開した際に、予期せぬ火災(通電火災)が発生することがあります。

電気に起因する出火の可能性がある主な部位 [その他のファイル/144KB]
感震ブレーカーは、震度5強相当以上の揺れを感知すると自動的に電気の供給を遮断(ブレーカーが作動)するため、こうした電気火災を未然に防ぐ大きな効果があります。
3. 感震ブレーカーの種類と特徴
感震ブレーカーには、設置方法や費用に応じていくつかの種類があります。ご自宅の状況に合わせて選びましょう。

感震ブレーカータイプ別の比較 [その他のファイル/403KB]
分電盤タイプ(内蔵型・後付け型)
特徴: 分電盤に感震機能が組み込まれており、地震の揺れを感知すると家全体の電気を遮断します。
工事の有無: 電気工事士による工事が必要です。
コンセントタイプ
特徴: 感震機能を持つコンセントやアダプターです。テレビや電気ヒーターなど、特に火災につながりやすい家電の近くに設置します。
工事の有無: 簡易的なものから、コンセント自体の交換(電気工事士による工事が必要)までタイプによります。
簡易タイプ(おもり・バネ式など)
特徴: ブレーカーのつまみにバネやおもり、ストッパーを取り付け、地震の揺れで機械的にブレーカーを落とします。
工事の有無: 工事不要で、ホームセンター等で購入しご自身で簡単に取り付けられます。
4. 設置にあたっての留意事項
夜間の停電への備え
感震ブレーカーが作動すると夜間は停電状態になるため、足元灯や懐中電灯を常備しておくことをおすすめします。
在宅医療機器への配慮
生命維持に関わる医療用電気機器を使用しているご家庭では、停電対策(無停電電源装置の活用など)をあらかじめご確認ください。
避難時の原則
感震ブレーカーが設置されている場合でも、避難する際はできる限り電気のスイッチを切るなど、二重の安全確認を心がけましょう。

