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牛の角突き小千谷場所が千秋楽を迎えました(11月2日)
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更新日:2025年11月6日更新
牛の角突き小千谷場所が千秋楽を迎え、3歳~14歳の30頭による15番の取組が行われました。
小千谷の牛の角突きは3歳以上のオス牛が出場し、勝敗を決めずに引き分けるのが特徴です。
会場の小千谷闘牛場には、今年最後の牛の角突きを間近で観戦するため県内外から約1,000人が来場し、千秋楽にふさわしい熱戦の数々に終始歓声や拍手が沸き起こっていました。
12番の取組では、「輝黒竜(きこくりゅう)」が入場口の外で鼻綱を外してそのまま場内で構える対戦相手に勢いよく突進する「山脱ぎ」で登場し、おおぜいの観客の歓声で会場が熱気に包まれました。
千秋楽結びの一番は「権左ェ門(ごんざえもん)」と「朝日(あさひ)」による対戦が組まれましたが、両牛の入場後、牛の体調と安全を第一に考え取りやめとなりました。
また、今年1番活躍した勢子(せこ)と角突き牛の表彰が行われ、最優秀勢子に平澤大成さん(24歳)、最優秀角突牛に荷頃の「順ノ下(じゅんのした)」(14歳)が選ばれました。
来年は5月3日(祝日)に初場所を迎え、11月まで毎月1回開催される予定です。
芝ならしの一番は3歳の牛が1年間の成長ぶりを発揮しました |
勢子長の引き分けの合図で暴れる牛の鼻を果敢につかみに行く勢子の姿は必見です |
取組の合間には東山小学校の児童による「闘牛の歌」が元気いっぱい披露されました |
令和7年最優秀勢子の表彰式 |
令和7年最優秀角突牛の表彰式 |
終い三番では最優秀角突牛「順ノ下」(写真右:黒毛に大きな角が特徴)が登場し、7歳年下の「田中(たなか)」を相手に見ごたえのある取組を行いました |

