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第3回市民オペラ『ラ・ボエーム』が公演されました(11月1日~2日)
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更新日:2025年11月5日更新
11月1日・2日に、市民会館大ホールで小千谷市民オペラ『ラ・ボエーム』を開催しました。
令和4年度の『カルメン』から3年ぶりとなる今回の公演は、舞台を「19世紀のフランス・パリ」から「明治、大正時代の小千谷」に移し、小千谷の伝統や文化を盛り込んだオリジナルバージョンで公演しました。
また、一部配役が初日と2日目で変わるダブルキャスト公演で開催され、1日目は327人、2日目は284人が会場に訪れました。
公演ではプロのソリストや市民オペラ合唱団のみなさんの美しい歌声と、河原忠之さんによるピアノ演奏に観客は魅了されました。
カーテンコールでは、すばらしい公演をしてくださった出演者のみなさんへ、観客から大きな拍手と歓声が送られました。
プロと市民オペラ合団のみなさんが一丸となって作り上げた『ラ・ボエーム』の様子を写真とともに紹介します。
第1幕/第2幕/第3幕/第4幕/カーテンコール・公演後の様子
第1幕
開幕前には公演監督の品田広希さんによる挨拶がありました |
前半は貧しい暮らしの中でもおんぼろ長屋で陽気に過ごす、詩人ロドルフォ(写真右上)や浮世絵師マルチェッロ(写真右下)ら登場人物たちの様子が描かれました |
![]() おんぼろ長屋でロドルフォとヒロインのミミが出会うシーン。舞台中央には翻訳字幕が表示されていました |
ロドルフォとミミのすてきなデュエットが会場を包んでいました |
第2幕
第2幕は開幕から閉幕まで、市民オペラ合唱団のみなさんが街でにぎわう人々を演じました |
合唱だけでなく、いきいきとした演技で舞台を盛り上げていました |
喫茶・モミウスでロドルフォはミミを仲間たちに紹介し、親交を深めます |
そこへマルチェッロの元恋人ムゼッタが現れ、マルチェッロの気を引こうとします |
ムゼッタは1日目と2日目で異なるキャストと衣装で演じられました |
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第3幕
第3幕は冬の慈眼寺が舞台で、ピアニストの河原忠之さんも和尚役で出演していました |
ロドルフォとミミ、マルチェッロとムゼッタの2組のカップルが歌い合う場面 |
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ロドルフォは貧しさを、ミミは病気を理由に2人は別れを決めます |
最後は舞台上に雪が降るすてきな演出が行われました |
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第4幕
舞台はおんぼろ長屋にもどり、ロドルフォがミミとの別れを嘆きながらも仲間たちと明るく過ごしている様子が描かれます |
途中で品田広希さん演じるショナールが南京玉すだれを披露する場面がありました |
そこへ危篤状態のミミが現れ、最後のときをロドルフォのもとで迎えます |
力尽きたミミを抱くロドルフォの叫びで物語の幕が閉じました |
カーテンコール・公演後の様子
カーテンコール(1日目)の様子 |
![]() カーテンコールの間中拍手や歓声が絶えませんでした |
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カーテンコール(2日目)の様子 |
2日目も観客の絶賛を浴びての閉幕となりました |
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公演後のロビーでは、出演者たちが観客を見送りに来ていました |
公演を終えたピアニストの河原忠之さん、演出の中島康晴さん、公演監督の品田広希さん |
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