平成24年2月21日(火)3〜4限に水球男子日本代表キャプテンの青蜉ゥさん(ブルボンウォーターポロクラブ柏崎監督兼選手)が来校し、海外の水球プロリーグでプレーした経験談を中心に、日本代表としてプレーする気持ちなどを話しながら3〜6年に水球の魅力を伝えてくださいました。小学生にお話するのが2度目という青蛯ウんでしたが、映像を使い、子どもたちの反応を見ながら分かりやすい言葉で語ってくださいました。
自分の夢を持ちましょう。そして、夢の実現のため一歩踏み出す勇気(=行動力)を出しましょう。やってみてうまくいかなかったら方法を変えてみましょう。 |
・自分のやりたいことを早く見つけてまず、様々な努力をスタートすること
・水球が国技の国はモンテネグロ、クロアチア、ハンガリー、クロアチアの4ケ国ある。
・目標を達成するよりも努力する課程が大切。
・オリンピックに出場するという目標を掲げることで周囲も元気になり、夢を与えることにもつながる。また、支えてくれる人たちも増えていく。
・同じ思いの人をまとめていき、チームワークを高めることが大切。
・水球には様々な要素を含むのでキング・オブ・スポーツといえる
・オリンピックは夢・希望を与え、人生を変えるもの
また、チームの協調性や団結力を高める「チームビルディング」のトレーニングを子どもたちと一緒に行い、交流を深めていました。講演後、3・4年生教室へおいでになった青蛯ウんに、名刺交換をしながら手作りプレゼントを渡しました。楽しく交流給食を行った後、3〜6年生の求めに応じて、サインを書いてくださいました。事前に青蛯ウんについてたっぷり学習し、分担しながらお迎えする「青蛯ウんプロジェクト」は大成功しました!
当日はUX新潟テレビ21の取材があり、「全力ライブ」の中で午後5時46分過ぎに90秒間のニュースとして放送されました。小千谷市のHP「新着情報」にも紹介されています。
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青蛯ウんの詳しい紹介 | Q&Aによる青蛯ウんの紹介 |
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水球のボールさわった感想はどうですか? | 僕のチームの帽子のかぶり心地はいかが? |
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子どもたちはブルボンKZの水球帽子が気に入った? | 人間知恵の輪をほどいてみよう! |
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フラフープから指を離さずに持ち上げよう! | フレー、フレー青蛯ウん! |
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3〜6年生と記念撮影! | 全児童と固い握手! |
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素敵な粘土の水球人形、有難う! | 青蛯ウんと給食をいただきました |
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青蛯ウんからサインをいただく子どもたち | 青蛯ウん講演会プログラム |
**** 青蜉ゥさんのお話を聞いた感想(3・4年生) ****
★ ブルボンKZチームの水球の帽子をかぶらせてもらい、気に入り、かぶったまま勉強しました。水球のボールはとても硬かったです。こんな硬いボールを片手で投げて時速100kmのスピードで投げられるなんてすごいと思いました。水球が国技の4カ国も分かりました。モンテネグロでは、シャワーに海水が入って、時々ワカメも出てくることにびっくりしました。
☆ 一歩の勇気、仲間の大切さがよく分かりました。水球選手には2mを越える人が多くいて驚きました。青さんはテレビで見た以上に大きくてびっくりしました。モンテネグロに青さんが行った時に水が出なくても、停電でも大丈夫だと言われて面白い国だと思いました。国技が水球なのに、海をコンクリートで囲んだ場所で練習し、サザエやウニなどを取り除いてから練習していたことなどのエピソードをお聞きしました。チームビルディングを実際にやってみて、面白く楽しいトレーニングだと思いました。「知恵の輪」は他のチームよりも早く解け、3回も行えました。青柳さんのようにあきらめずに一歩一歩夢に向かって進みたいです。
★ 水球は足が立たないプールで行い、両手を使ってはいけないことを初めて知りました。試合中にかまれたり出血したりすることを聞いて大変だと思いました。水球が国技の国では、コマーシャルや看板などはすべて水球選手ですごいなあと思いました。スペインでは、山羊の脳みそを食べることも驚きました。朝昼晩ともパスタを食べることを聞いてさらに驚きました。
☆ 水球の楽しさやチームプレーの大切さについて学びました。テレビで見たときの印象とは全く違っていてびっくりしました。水球の映像を見てとても迫力あるスポーツだと思いました。青さんは3カ国でプレーし、イタリアでは3食ともパスタだけと聞いて驚きました。それに、少し食べただけでコーヒーを飲むので、いいなあと思いました。青さんが一番楽しかったモンテネグロでは水不足になり、よく水道が止まり、大変そうです。青柳さんは、一歩の勇気、つまり「行動力」がとても大切だとおっしゃっていました。チームワークの大切さがよく分かりました。
★ 水球は格闘技や水泳などのスポーツが合わさっているキング・オブ・スポーツだということが分かりました。ボールが耳に当たり、鼓膜が破れることがあることも知りました。ブルボンKZのチームカラーの赤青は、柏崎の夕日の赤と、日本海の青を表していることが分かりました。チームワークを高めるために紙でビー玉を送ることをして楽しかったです。青さんに手作りのキーホルダーをプレゼントしたら喜んでくださって嬉しかったです。
☆ 水球のキャップは意外とがぶり心地がよく、ボールは硬くて大きかったので、よく水球選手はボールを片手で持てるなあと感心しました。スペインでは、山羊の脳みそを食べたり、3食スパゲティを食べたりと国によって食文化が違うということが分かりました。モンテネグロの水球練習のプールは、海にあり、端をコンクリートで固めてあるだけで、下には魚がうじゃうじゃいる面白いプールだと思いました。最後に水球の日本代表も行っているチームビルディングをやれて光栄でした。ビー玉を紙で転がすのがとても難しかったです。フラフープも持ち上げるときもすぐに手が離れてしまって、簡単そうでしたが、難しかったです。将来の夢を持ち、一歩踏み出すことが大事だということがよく分かりました。
★ 青さんはとても身長が高かったですが、外国の選手は2m以上の人もいて驚きました。帽子には耳に当たって鼓膜が破れないような工夫がしてありました。モンテネグロは水球が盛んな場所で、水球選手がいるとただで飲み食いをさせてくれたり、おごってあげる人がいたりしてすごいと思いました。また、青柳さんが風邪を引いたときに、大きなステーキを食べさせようとすることを聞いて、面白い国だと思いました。青さんは給食をたくさん食べていてすごいなあと思いました。
☆ 心に残ったのは「一歩の勇気」です。青さんは「行動力」が大切だとおっしゃっていました。私は海外に行きたいけれど、一歩の勇気がないので行けないと思います。青さんは海外に一人で行く勇気があってすごいと思いました。水球を知らなかったけれど、夏にプールでやってみたくなりました。モンテネグロではコーラが20円くらいと聞いて驚きました。
<5年生の感想>(一部抜粋)
・ 「夢を叶えるには仲間が必要。夢を叶えるには一人じゃできない。」という言葉が心に残っています。僕も仲間を大切にしようと思いました。
・ 「一歩の勇気=行動力」「夢を達成するには仲間が必要」の2つが心に残りました。とてもためになるいいお話でした。
・ 「自分の気持ちが本気だったら一歩を踏み出せる」という話が心に残りました。
・ 日本人には不可能と言われた海外チームで活躍し、青さんは立派だと思いました。
・ 自分でブルボンKZを立ち上げ、全国に知ってもらうために努力をしている努力家だと思いました。水球はサッカーや野球と同じにチームワークが大切だと思いました。
・ 過程が大切で、挑戦することが夢への道を切り開く。やりたいことを見つけ、勇気を持って一歩踏み出し、仲間を作ってゴールへと向かおうとすることが大切だと思いました。
・ 人に合わせようとしないでいつまでも自分勝手に動いていてはチームワークどころか喧嘩になってしまいます。これから野球でもチームワークを大切にしていきたいです。
・ チームビルディングをやって絆は深まったように思います。
・ 「何事もこうしようと思ったら即座に試し、だめだったらまた違ったことを試せばいい。」「チームワークとはそのチームの人との人間関係を言う」「夢を叶えるためには仲間が必要。どんな人も一人じゃ夢を叶えることができない。」という言葉が心に響きました。とても一歩が重要であり、あらためて仲間を大切にしていこうと思いました。
<6年生の感想>(一部抜粋)
・ 青柳さんには信頼できる仲間がいて、チームメンバーも青柳さんを信頼できるから勝てるのだと思います。青さんは夢があったから外国へ行けたのだと思います。いつか青さんのように夢だけを見て、まっすぐ進めるようになりたいです。
・ 何があってもあきらめずにまたチャレンジすることの大切さが分かりました。
・ 青さんの話はこれから生きていく上で大切なことばかりなので、行動力や精神力を強くしていきたいと思いました。
・ チームビルディングが水球のトレーニングだと聞いて驚きました。個人の力だけでなく、チームワークも大切なんだと思いました。