昔の信濃川についてインタビューしよう! 戻る

 平成23年5月31日に「言葉の授業“インタビューのプロになろう”」が開催されました。
 主催する読売新聞の記者・山本さんとNPO法人企業教育研究会の福嶋さんが東京から来校されました。
 まず、新聞記者にとっての必需品を尋ね、新聞ができるまでのビデオを見ました。
(読売新聞では世界に380ヶ所の支社・支局があり、3800人の記者が勤務)
 その後、山本記者から質問の仕方やコツ、メモの取り方などを教えていただきました。
               ※平成20年度の「言葉の授業」の様子→

@    相手が話しやすいようにする

A    みんなが興味を持ちそうな事をみつける

B    つっこむ

 最後、子どもたちは3人ずつ3組に分かれてゲストの3名の地域の方々にインタビューし、模造紙にまとめて発表しました。

宜しくお願いします! 恒例の名刺交換
インタビューのルールを守ろう! 私も新聞を書いているんですよ!
ゲストにインタビューしたことをまとめた模造紙をもとに元気に発表しています
山本記者からのコメント 山本さん&福嶋さんと一緒に給食を食べました

【 インタビューして分かったこと 】

<駒井さん(山谷)>
    

     お手玉、めんこ、がちゃなどの昔の遊びがわかった。戦争中に言いたいことが言えずに苦しい気持ちだったと思った。ゆっくり話してもらって分かりやすかった。

     まごころ市をつくった理由が分かった。かくれんぼをしたり、信濃川で泳いだりする活発な女の子だったそうだ。

     かくれんぼが楽しかったこと、中学時代に弁論大会で思ったことが言えて嬉しかったこと、子どもが生まれて幸せだったことなどを細かく教えてくださった。

<関さん(市之口)>

     薬草はじめじめした場所に生えていて、昔の包丁が今と同じであること、ベトベトさんという妖怪のことなどが分かった。物知りだと思った。

     よく出る妖怪は弥三郎婆さん、あまり出ない妖怪はベトベトさんと分かった。

     いろいろな妖怪のことや、関さんが働いていたころの話を聞けてよかった。

<関口さん(町中)>

     信濃川で鮎やはよを ざるでつかまえたり、釣ったりしてみそ汁に入れて食べていたことが分かった。堀之内から岩沢に来たことやテニスボールで野球をしていたことが分かった。

     自分でコマや竹馬を作って遊んですごいと思った。山の持ち主で、小学生の時に市之口から真人まで渡し舟に乗ったことがあるそうだ。

     ぼくの家の近所の人だとは知らなかった。今度会えたら、挨拶したい。

以下は、後日いただいたメッセージです。

★ 緑豊かな里で、のびのび育っている子どもたちは、とても素直で元気よく、我々も楽しく授業を行うことができました。この授業をきっかけに、子どもたちに新聞への興味を持っていただければ幸いです。(読売新聞;山本記者)

★ いろいろな学校を回っていますが、岩沢の子どもたちがインタビューも記事も、こんなに出来るのかと感心しました。先生方の日頃のご指導に頭がさがる思いです。私たちは単発での授業しかできませんが、この授業で経験したことを今後の学習にも活用していただけると嬉しいです。大自然と温かい地域の方々に囲まれて学習できる子どもたちが本当に羨ましいです。子どもたちがすくすくと育っていくことを、願っています。(福嶋さん)