環境学習のねらいは?

  平成23年6月3日に生物多様性保全ネットワーク新潟;井上さんから教室においでいただきました。
 井上さんは4年前まで数年間「岩沢ウォッチング」にも関わっておられた環境教育のスペシャリストです。
 まず、当日、第一区付近で捕獲した水中生物を見せていただきました。モツゴ、沢ガニ、タニシ、カワニナ、ヤゴ、カワゲラ、シマドジョウ、横エビなどがいました。

 その後、今後の全3回の体験活動の予定やねらい、場所などをお聞きしました。

 また、上手な網の使い方(生き物の捕獲方法)についての実演もしていただきました。

 保育園時代に家族と「岩沢ウォッチング」に参加した子どもが3人いて、当時の写真を見せていただき、喜んでいました。

井上さん持参の生き物に引き込まれる子どもたち 面白いひれの魚だなあ
網を動かさないで魚を追い込もう!

この写真は4年前の僕だぞ!

問題のある外来魚が増えて困っています 4番目を追究していこう!

【環境学習のテーマ】(井上さん)
@川の自然とふれあう楽しさは?
A岩沢・信濃川には
どんな生き物が住んでいるのか
B生き物が暮らす環境はどうなっているか?
C自然や生き物を守るにはどうすればいいか?

 今後、信濃川にふれ、親しみ、遊び、関わる様々な活動を通して、川やそこに住む生き物、水環境に関心をもち、自分なりの課題を設定して、追究・解決していく予定です。そして、「生き物がずっと生きていくためにどうしなければいけないの?」という井上さんの重い問いに答えられるように 川との共生を目指し、自分たちにできることを実践し、ふるさと・地域を愛する心をもってくれたらと思っています。

<井上さんのお話を聞いた3・4年生の感想>

     コクチバスがとても増えていて大変だと思った。水槽で飼うといいのだろうか?

     ブラックバスが岩沢周辺にいることが分かった。口に入る大きさの魚を全部食べてしまうのですごくこわい魚だと思った。もっと川のことを知って昔の信濃川のようにしたい。

     ブラックバスを殺さずに除去する方法を知りたい。また、日本の魚の棲み心地をよくするために必要なことを知り、実行していきたい。

     小さい魚や大きい魚は何を食べているのかを調べたい。

     ブラックバス以外にはどんな魚がいるのかを調べたい。

     ブラックバスに2種類あることが分かった。これから詳しく調べたい。信濃川に海の魚がいることも分かった。

     川はいろんな生き物がいて楽しいところだと思った。魚のためにブラックバスをたくさんとりたい。

     信濃川に何種類の魚がいるかを調べたい。

     いろんな魚と楽しく触れ合いたい。