古民具、古民家から昔の生活や物を大切にする心を探ろう!

 平成23年6月20日に3年前まで旧小土山小学校に置かれていた民具が移された若栃民具収蔵庫(旧若栃小学校)」と昨年6月にオープンした古民家民宿「おっこの木」を見学しました。
 およそ100年前後の物の移り変わりや古民家を使った地域おこしの精神を学ばせていただきました。
 

【その1】「若栃民具収蔵庫(旧若栃小学校)」〜 案内:生涯学習スポーツ課 安達さん
 古民具の数は500種類、3000点ほど収蔵されているそうです。安達さんのおかげで、貴重な民具に触れることができました。安達さんの「生活に必要なものは昔も今も変わらない。道具は時代について便利なものに変わってきている」という言葉が印象に残った子どもが多かったようです。

丸木舟は杉の木から作ったんだよ これも糸巻きなのかな?
色々な土器があるんだね 明治時代に辞書の役割をしたようだよ
帽子が気に入った3人組  足ふみミシン、動くかな?
これで縄をなっていたの? 消火するポンプだね
「西小千谷駅」「片貝駅」はどこにあったの? 宝物が満載の若栃民具収蔵庫

 <見学して感じたこと>【若栃民具収蔵庫(旧若栃小学校)】

    使えるものが多くあることに気付いた。

    500種類の道具があることが分かった。一番古い道具はタクシー代わりの駕籠(かご)や杉の木で作った丸木舟のようだった。

    安達さんの説明で、昔の道具は今は使わないが、今と同じ場合に使っていたことが分かった。大きなマネキンを見て驚いた。昔の道具をもっと使ってみたい。

    今でも使える道具があることが不思議だった。

    昔の電話はダイヤルがなかったことが分かった。足踏みミシンなどの昔のものを作った人はとてもすごいと思った。昔のものを家で探して、いつ作られたのか、いつ買ったのか、どのように使うのかを調べてみたい。

    昔の道具が500種類、3000点も保存されていることを知った。大きな火を消すうちわがあることを知った。昔の消防士はポンプを手で運んでいたのですごい。古い道具の名前を覚えて家族に教えたい。

    昔の電話は交換手に頼んでつないでもらっていたことを知った。昔は変わった道具を使って過ごしていると思った。昔の人は21世紀とは違った道具を使っていて大変だったことが分かった。今後、もっと昔の道具を調べてまとめたい。

    博物館みたいに道具や土器がたくさんあって驚いた。明治時代の辞書や人を乗せる駕籠が心に残った。道具は時代に沿って変わっていくことを安達さんから教えていただいた。昔の人はどんな生活でどういう道具を使っていたかを調べたい。

    安達さんのお話から、生活や物は変わっていないけれど、物の形は変わったことが分かった。電話は昔は電話交換の方にかけてつないでもらっていた、ラジオがとても小さくなったことなども知った。昔の暮らしが段々分かったり、感じられたりするようになり、とても興味が沸いてきた。

【その2】 古民家民宿「おっこの木」〜案内:わかとち未来会議・細金代表、寺島さん
  細金さんからはおっこの木と名付けた由来や「わかとち未来会議」の取組(フラワーロード、花火、祭り、イベント、交流他)や夢などを具体的に語っていただきました。子どもたちは涼しい、落ち着きがあるなどの古民家のよさを肌で感じました。一番驚いたのはたんす式の階段? 

「花火」と「収穫祭」が2大行事です たんす式の階段になっているんだよ!
囲炉裏があると落ち着くね! 中越地震のことは覚えているかい?
いつか泊まってみたい「おっこの木」 落ち着いたたたずまいの「おっこの木」

<見学して感じたこと>【おっこの木】

    わかとち未来会議では地区の文化を残すためにおっこの木を建てたことが分かった。住み心地がよさそうだった。今後、若栃花火大会やおっこの木に行って、できたら泊まりたい。

    「真人むじなの穴」の奥に入って佐渡まで行きたい。

    建物の脇におっこの木があるのでそこから名付けられたことがわかった。泉田知事や石田純一さんが来たことも知った。若栃の花火や祭りに行きたい。

    夏は外では暑いが家の中では涼しく、冬は寒いことが分かった。古い家だが、新しい家よりも落ち着き、景色がよく、きれいなのでみんなから来てもらいたい。今後、古民家を見つけたらおっこの木と比べてみたい。

    おっこの木は多くても20人しか泊まれないことが分かった。おっこの木はとても落ち着くところなので、今度泊まったり、若栃花火を見に来たりしたい。

    戸を開けて箱階段を見せてもらって驚いた。最高で一日40人、年間300人くらいもお客さんが来てすごいと思った。

    おっこの木に泊まった有名人が3人いてびっくりした。

    入ってみて昔の雰囲気がした。部屋も涼しくて気持ちがよく、寝転びたいと思った。階段がたんすになっていて不思議だった。二階からの景色がきれいだった。

    家の中が広かった。箱階段というものがあるとは知らなかった。今度、泊まってみたい。