山本比呂伎(やまもとひろき)
○文政12年(1829),小千谷に生まれる。小さい時の名前は恒次。家は,縮みをあつかう商家で豊かなくらしの中で育つ。
○少年時代,柏崎北条村藍沢南城の塾で6年間勉強する。その後,小千谷に帰ってからも,学問にはげむ。
○嘉永6年(1853),家をつぎ,名を徳右衛門と改める。
○明治元年(1868),41才の時,名前を比呂伎と改める。小千谷校開校に力をつくす。また,新政府の小千谷民政局のはじめての役所が山本家におかれる。
○明治9年(1876),第六中学区取締となり,教育の仕事に力をつくす。また,小千谷の産業をおこし,洪水をふせぐなどおおやけの仕事に力をつくす。
○明治40年(1907),11月17日,81才で世を去る。