土川の男子小学校校舎のとなりに完成した女子小学校の校舎

 上ノ山にあった女子小学校も教室が足りなくなり,その上ずい分古くもなってきたために,土川の男子校舎のとなりに女子校舎を新築することになりました。この時はまだ男子校舎ができてから十年くらいしかたっていなかったので,女子校舎を新築するということは,お金がかかり,たいへんなことでした。しかし,土川の男子校舎をたててくれた西脇済三郎が再び費用を出してくれることになったのです。また,町の人々から寄付金が集められました。こうして,西脇済三郎をはじめとする町の人々の努力によって,大正10年男子校舎のとなりに女子校舎が完成しました。





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