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大の釈迦踊(だいのさかおどり)

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年7月12日更新

大の釈迦踊の伝承の由来は明らかではありませんが、中世の仏教興隆期に始まったものが近世の縮商人等によって当地方に伝えられたものと思われます。小千谷市内に伝わる念仏踊としては唯一のものです。

小千谷市真人町の円蔵寺には、泡観音(あわかんのん)と呼ばれる観音像が安置されています。これは、信濃川から流れてきたと伝えられるもので、川から上がった8月17日を年に一度の開帳日としています。大の釈迦踊は泡観音が上がったことを機に始まったともされ、同じ日に前庭で踊られています。

踊りは素朴で、時計まわり、笛や太鼓などの楽器を使用せず、音頭取りと踊り手の囃子(はやし)だけで行われることが最大の特徴です。本歌は古今集(こきんしゅう)や、あるいは当時の道歌(どうか)、風俗歌(ふうぞくか)から取材したものらしく、踊り手の囃子とともに哀調(あいちょう)をおびています。大正8年(1919年)発行の中魚沼郡誌にも本歌が掲載されています。

魚沼市堀之内に伝わる「大の阪」とは、名称は似ているものの、笛太鼓を使用することや、踊り、唄(うた)のいずれも大きく異なっています。また、真人町から近い十日町市の中条、川西には歌詞が類似した大の釈迦が伝わり、関連性が伺えます。

市民芸能まつりでの大の釈迦踊の様子の画像市民芸能まつりでの様子

円蔵寺境内で行われる大の釈迦踊の様子の画像18月17日に円蔵寺境内で行われています

円蔵寺境内で行われる大の釈迦踊の様子の画像2

所在地小千谷市真人町乙661-1地図
アクセス関越自動車道越後川口インターから車で15分

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大の釈迦踊の唄(一部)

だいしょしゃー ほい しゃーほいよー ほーい
ほいよー ほうほうーっ ほうほう
ねぇー さは すいやきりゃー ほうほう
ねぇー さは すいやー さあはんよー

    セェーエホ セェーホウォ ホラ コレモセェ
    セェーホウ センガイヤーデ コレモセェー ホウホウ
    セェホラ セェホウ スイヨノホウ セェーホノセエ

皆様その声さまさずに
    ヨイヤラシャー ヨイヤラシャー

はやしあるならまた語る
    ヨイヤラシャー ヨイヤラシャー

極楽の 極楽の
    ヨイヤラシャー ヨイヤラシャー

前の榎になにが成る
    ヨイヤラシャー ヨイヤラシャー

南無阿弥陀仏と後生の実がなる
    よーおいと ほんなぁー
    シェーホウ センガイヤーデ コレモシェー

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