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【新潟県中越大震災からの復興検証】復興計画の長期検証(総括)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月26日更新

小千谷市復興検証とは、新潟県中越大震災を受けて平成17年7月に策定した小千谷市復興計画と実際の復興の状況を分析し、今後のまちづくりのために何が必要かを検証するものです。
平成20年5月に3年間の短期計画(復旧段階)、平成23年8月に6年間の中期計画(再生段階)についての検証を実施しました。

平成26年度末で復興計画における長期計画(新生段階)を終え、10年間の計画が全て終了となります。そのため、平成25年7月に市民や学識経験者による小千谷市復興推進委員会を組織し、復興計画の終了を見据えた総括の長期検証を行いました。行政による復興事業の検証はもちろん、市民意向調査や市民ワークショップ、子どもワークショップなどを行い、より多くの皆さんの率直な意見を伺いながら復興へ向けた歩みを検証し、その結果が今後の小千谷のまちづくりにつながるような未来志向の検証を目指しました。その検証結果をお知らせします。

小千谷市復興計画長期検証(総括)結果(平成26年10月策定)

平成26年度に実施した、10年間の長期計画(再生段階)についての総括の検証結果をご報告します。

震災を乗り越え 新しいまち・小千谷への挑戦-小千谷市復興計画の長期検証(総括) [PDFファイル/10.81MB]

長期検証(総括)表紙 [PDFファイル/521KB]

各章ごとの分割ファイルはこちら長期検証報告冊子の画像
はじめに~目次 [PDFファイル/1.13MB]
序章 小千谷市の被害の概要 [PDFファイル/6.12MB]
第1章 小千谷市にとって「中越大震災」とは [PDFファイル/3.89MB]
第2章 小千谷市が目指した復興の姿 [PDFファイル/2.68MB]
第3章 小千谷市復興計画の概要 [PDFファイル/2.66MB]
第4章 10年目の長期検証結果 [PDFファイル/13.31MB]
第5章 経験・教訓の伝承と支援のリレー [PDFファイル/2.55MB]
第6章 新たな小千谷への挑戦 [PDFファイル/1.47MB]
あとがきにかえて [PDFファイル/5.93MB]
資料編 [PDFファイル/24.27MB]

長期検証の流れ

平成25年 

  • 7月 小千谷市復興推進委員会設置、第1回委員会開催
  • 8月 小学生を対象にした子どもワークショップ開催
  • 9月 第2回復興推進委員会開催、検証方法の検討
  • 10月 市民意向調査実施
  • 12月 行政による復興事業検証実施

平成26年

  • 2月 市民ワークショップ開催 検証結果報告時の写真
  • 3月 第3回復興推進委員会開催、検証データ分析
  • 5月 第4回復興推進委員会開催、まとめ方の確認
  • 9月 第5回復興推進委員会開催、検証結果の確認
  • 10月 第6回復興推進委員会開催、市長へ検証結果を報告

検証をまとめるにあたり

復興の確認は、最終的には市民が判断するものであるという考え方で検証作業を進めました。そのため、復興推進委員も各地域の代表者から多く参画していただき、市民意向調査や市民ワークショップなどによってより多くの率直な意見を反映することとしました。
そして、その市民の判断を補うための行政による復興事業評価や統計データを集約し、評価の裏付けとしました。

復興目標の達成-「復興のまち小千谷」の実現

震災以降、市民と行政が力を合わせて復興を目指して精一杯取り組んできました。その道のりは決して平坦なものではなく、様々な困難にぶつかりながら実現してきたものです。
今回の検証の中で、復興事業のほとんどが実行され、その効果について市民も相当の評価をしていることが分かりました。10年前に思い描いていたまちの姿にかなり近い、ある部分ではそれを上回る復興の姿が実現したと、多くの人が実感していることが明らかになりました。
もちろん思い描いたとおりにならなかったものもあります。まさにこれからが、生涯楽しく住めるまちと山本山から見下ろす小千谷の風景写真して発展できるかどうかの正念場です。その実現のためにも、残された課題を今後のまちづくりの課題として引き継いでいきます。
検証結果の総括として、復興目標である「震災を乗り越え、小千谷市をよりよいまちにする」ことがおおむねできたとし、市民の力で「復興のまち小千谷」を実現したと総括します。

市民参画による継続的な復興検証-復興の「小千谷モデル」

震災からの復興には、市民の英知とエネルギーの結集が必要でした。そのために復興計画の策定には多くの市民が参画し、「みんなで復興・みんなの復興」を目指してきました。復興の進み具合の確認にも、市民参画によってたくさんの意見を反映しながら検証してきました。
このように、計画策定から計画実施、そして進み具合の確認まで全てを10年間にわたって市民参画で実施してきたことは、小千谷市独自の取り組みであり、全国でも類を見ません。このような取り組み全体の枠組みを「小千谷モデル」と名付けて発信していくことは、東日本大震災被災地や将来の災害被災地にとって復興の進め方の指針の一つになると確信しています。

未来への挑戦-震災を乗り越えて、よりよい小千谷へ

中越大震災によってかけがえのない生命や財産を失った「あの日」のことは忘れることができません。市民は打ちひしがれた中で希望を探し、10年間をかけて復興を目指して必死にがんばってきました。
長期検証の中で実施した市民意向調査では、83.1%の方が「(おおむね)復興した」と回答しています。ほとんどの復旧事業が完了し、地震の爪あとを感じる場所は少なくなりました。しかし、私たちは「あの日」のことを決して忘れません。そして、これまでの道のりを忘れることはありません。
平成26年は中越大震災から10年を迎えると同時に、市制施行60周年にあたります。小千谷市誕生から60年間の発展と、震災から10年のあゆみによって得た知恵と努力を紡ぎながら、「あの日」の経験と教訓を語り継ぎ、市民みんなでよりよい小千谷を創っていかなければなりません。「誰もが生涯楽しく住み続けることのできるまち」小千谷を創る、未来への新しい挑戦を始めます。

市民ワークショップ「震災を乗り越え、よりよい小千谷を目指して」

震災から9年が過ぎ、私たちの生活や周囲の状況にも様々な変化がありました。市民ワークショップの写真
震災以降、私たち小千谷市民は力を合わせて頑張り、つらい経験を乗り越えてきました。
ワークショップでは、参加者が班に分かれ、震災以降それぞれが頑張ったこと、つらかったことを書きこんだ年表を作りながら10年を振り返りました。
次に、これから目指すべき小千谷の姿を語り合いながら、まちの未来を表すキャッチコピーを考えました。
20代から70代まで幅広い世代の方が積極的に意見交換を行い、活発なワークショップになりました。

  • 開催日時:平成26年2月11日
  • 会場:小千谷市総合産業会館サンプラザ
  • 参加者:59人

市民ワークショップの概要とまとめについて

市民ワークショップの概要とまとめは、こちらからご覧いただけます。

ワークショップってなに?

一方的な知識や情報の伝達ではなく、参加者同士が互いに学習、創作、体験などをしながら話し合い、意見や方向性をまとめる方法です。

子どもワークショップ

将来の小千谷市を担っていくのは、震災を経験していない世代、つまりずっと復興のプロセスの中で育ってきた世代が主役となります。そこで、これらの世代を対象にして、子どもたちの意見を取り入れた検証をするべく、子どもワークショップを開催しました。
夏休み期間に行われたワークショップには、市内全小学校の5・6年生103人が参加し、大学生の子どもワークショップの写真補助員の支援を受けながら思い思いの意見を発表していました。

  • 開催日時:平成25年8月19日
  • 会場:小千谷総合産業会館サンプラザ
  • 参加者:103人(市内小学校5・6年生)

子どもワークショップの概要とまとめについて

子どもワークショップの概要とまとめは、こちらからご覧いただけます。

市民意向調査(市民による復興施策への評価)

震災からの復興がどの程度進んだのかを判断する基礎資料として、市民の実感を問うアンケート調査を実施しました。市民意向調査用紙の写真
なお、震災復興に関するアンケート調査は、短期検証(平成20年)、中期検証(平成22年)に続き3回目です。

  • 対象者:市内に在住する20歳以上の男女各500人、計1,000人
  • 回収率:52.4%
  • 実施期間:平成25年10月~11月

市民意向調査結果の概要

今回の調査結果を過去2回の調査と比較すると、すべての項目について「達成している/がんばっている」という前向きな回答が増加しました。一方で、相対的に低い評価のままの項目もあり、復興計画とは別に取り組むべき課題であることを確認しました。
また、市民の全体的な復興感としては83.1%が「(おおむね)復興した」と回復興感グラフの画像答しており、力を合わせてつらい経験を乗り越えた市民の姿が垣間見えました。

調査結果の概要は、こちらからご覧いただけます。

行政による復興事業の検証

復興計画に掲げた6つの復興課題と34の方針に沿って計画された個別の復興事業がどの程度進んでいるのかを確認するため、行政による事業の検証を行いました。

行政検証結果の概要

震災からの復旧・復興事業はほぼ計画通り完了していますが、さらに充実していくために、これからも継続的に取り組むべき課題が多いことも確認しました。

行政による復興事業の検証結果の概要は、こちらからご覧いただけます。

今後の取り組み

復興計画による取り組みは平成26年度で終了しました。
残された課題については、さらによりよいまちづくりを目指して平成28年度に策定した、第5次小千谷市総合計画の中で引き続き対応していきます。


小千谷市復興計画(平成17年7月策定)

震災からの復興を目指し、市民とともに作り上げた復興計画をご紹介します。

小千谷市短期復興検証結果(平成20年5月策定)

平成20年度に実施した、3年間の短期計画(復旧段階)についての検証結果をご報告します。

小千谷市復興計画中期検証結果(平成23年8月策定)

平成23年度に実施した、6年間の中期計画(再生段階)についての検証結果をご報告します。

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